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City Switch 2010 IZUMO:: Message from Furuya LAB
City Switch 2010::早大 古谷研究室のみなさんからのメッセージ

出雲神迎の道地区等:建築・環境・再生ワークショップ
「City Switch 2010 出雲:: つながりをデザインする」
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早稲田大学 古谷誠章研究室


「古谷誠章研究室のみなさんからのメッセージ」

雲南市は島根県の東部に位置し、平成16年度11月1日に大東町・加茂町・木次町・三刀屋町・吉田町・掛合町の6町村の合併により発足した市です。

雲南市は、標高が高く大半が林野で覆われているために自然が豊富で、また食を中心とした市のブランディング化活動が積極的に行われています。しかし一方では中山間地域に特有の少子高齢化の問題に加え、6町村の合併によって学校や公民館などの公共施設の配置のバランスが崩れ、多くの施設が遊休化してしまっているという現状があります。早稲田大学古谷誠章研究室では、平成19年度より雲南市、地元の方々と恊働して、このような現状に対して雲南市全体の活性化につながるような建築の提案を行ってきました。

具体的な活動としては、木次地区で行われる春の『木次さくらまつり』での、地元の中高生で組織したまちづくり活動『アーバンデザイン部』と協力して古い商店街での祭り空間の計画及び企画・運営、築百年の古民家を改修して宿泊付きレストランに再生した『オーベルジュ雲南』の提案、廃校となった木造小学校『入間小学校』の交流施設への改修(2010年10月に改修工事完了予定)などを行い、中山間地域を活性化させる建築の可能性を探ってきました。

今回ワークショップを行う場所である塩田小学校も、児童数の減少から来年には廃校が決まり、その後の活用のしかたの提案が求められている場所のひとつです。ワークショップでは、中山間地域における学校建築を題材に、単なる小学校の枠を超えるような新しい活用方法、またはこれからの時代に合った中山間地域での建築のあり方、あるいは都市に対する小学校のあり方など、幅広い提案を求めます。

また、古谷研究室は今回のワークショップと同時進行で、前述したアーバンデザイン部と協力して塩田小学校の活用方法を提案するためのアートフェスを企画しております。古谷研究室の学生のみならず、塩田小学校に訪れるアーティストの方々や地元の人々など、様々な人々と交流を重ねながら、皆さんでこの地域の新しい未来を作り上げていけたらいいなと思っています。

2009年夏の古谷研のワークショップに山代悟先生と江角俊則先生、龜谷清先生をゲストとしてお迎えしたことがきっかけで、今回連動参加としてワークショップを行う運びとなりました。多くの方々と交流しながら、よりよい提案を考えていきたいと思っています。どうぞ奮ってご参加ください。